七里田発泡のブログ

放置気味です

個人的にオススメの洋画ホラー作品

ごきげんよう私です。(笑)

 

『ハロウィン』、『13日の金曜日』、『エルム街の悪夢』、『ヘルレイザー』、『チャッキー』すら見ていない不勉強ものなのですがこれまで見た数少ない洋画ホラーの中でいくつか気に入った作品をピックアップしたいと思います。

 

1. 遊星からの物体X

 

 

 

 

遊星よりの物体Xをジョンカーペンター監督が大胆にリメイクした作品。物体の造形にまず度肝を抜かれます。CGではなくアナログな特撮技術で製作されてるためリアルでめちゃくちゃグロくてキモい。

 

↑↑作中のグロキモクリーチャー。

 

洋画ホラーはグロくてキモい映画が多くて苦手なのですが今作は、今でいうと人狼ゲーム的な疑心暗鬼ホラーとして非常に秀逸。

 

人間に擬態し知性も高いエイリアンに翻弄される登場人物達。犯人当てならぬエイリアン当てのサスペンス的な味わいもあり、最後まで飽きずにグイグイとストーリーに引き込まれていきます。血液検査と心臓電気マッサージシーンは名シーン。最後のオチの解釈はあなた次第!!

 

2.エクソシスト

 

以前記事で取り上げましたが見たことがない方はぜひ見てもらいたい。

 

まぁ緑色の吐瀉物とか首メリーゴーランドとか卑猥な単語が少女の口からオッサンボイス?で飛び出てきたり洋画ホラー特有のキモくて汚い部分はありますが、まぁ目を瞑ってください(笑)

 

引田天功やマギー信二あたりのマジックでありそうな首回転シーン。

 

びっくり人間コンテストでありそうなブリッジ階段降りシーン。

 

後半のメリン神父の真打登場感が好き。

 

 
 

 

 

 

 

一般的な知名度は低いですが個人的には名作。突然失踪したわが子を取り戻すために孤児院の謎や因縁と対決する母親を主人公にした話です。

 

効果音や気持ち悪さ、グロテスクさを売りにしていないヒタヒタと背後から迫ってくるような恐怖演出が見事で上品な洋画ホラー映画です。

 

作中散りばめられていた伏線が後半回収されていきますので、「そうだったのか……」となること間違いなし。ラストをどう捉えるかで本作の評価は大きく変わるかと思います。

 

4.シックスセンス

 

 

 

 

 

 

『この映画には“ある秘密”があります。まだ観ていない方に話さないようお願いします。ブルース・ウィリス

 

あまりにも有名すぎる作品なので詳しい説明は省きます。見たことがない人は絶対に見て欲しい。驚きの展開が待っています。

 

不幸なことにこの作品で長編1作目にして大ヒットを飛ばしたM・ナイト・シャマラン監督はファンからどんでん返しのラストを期待されるようになってしまい、以降は賛否両論、毀誉褒貶の激しい監督の仲間入りになってしまいました。

 

アンブレイカブル』、『スプリット』、『ミスターガラス』のM・ナイト・シャマランアベンジャーズ3部作はオススメですよ。

 

5.ライト/オフ

 

 

 

 

 

 

最近の洋画ホラーではこの作品が一番好きです。

 

『ヘレディタリー』も見ましたが幽霊とか超常現象よりも人間って怖いよね系の映画なので今回は外させて頂きました。(ホラー映画ではあるんですけど)

 

まずアイディアが面白いです。電気を消すと”いる”電気をつけるといない。既に実写で表現されていそうで表現されていなかった絶妙なアイディアだと思います。

 

この映画は元々は3分くらいの短編ホラー『Lights Out – Who’s There Film Challenge』が原案で鑑賞前は3分程度の短編ホラーをどうやって映画の尺の長さまで引き延ばすのか、ダラダラ無意味なシーンを垂れ流して失敗しそうな嫌な予感がするなと思っていましたが杞憂でした。

 

脚本がとてもクレバーで飽きさせないストーリー構成となっており、恐怖演出のアイディアも満載。よくここまでアイディアを膨らませて映画に盛り込んできたなぁと思わず舌を巻きました。

 

グロやらゲロやら虫やらに頼っていないジャパニーズライクな純粋なホラー演出で真っ向から勝負をしてきたライト/オフは私のお気に入りの1本です。

 

ライト/オフの原作『Lights Out – Who’s There Film Challenge』

 

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7.ミスト

 

 

 

 

今でこそ衝撃のラストとして知られている『ミスト』ですが、前評判を知らず新作で本作をレンタルして鑑賞し終えた時はもう唖然としました。

 

こんなラストがあっていいのかと。

 

突然、原因不明の霧が街を覆い隠し、スーパーマーケットから外に出れなくなった主人公を含む大勢の人々。

 

そして霧の中に何かがいると怯えた様子で店内に転がり込んでくる男性。

 

霧の中に潜む正体不明の何かによって店内は大混乱、極限状態に陥った人々は人間としての理性を失っていき……といった内容です。

 

ウィリアム・ゴールディングの小説『蠅の王』ラブクラフト的な世界観をミックスさせたような作品で胸糞映画として燦然と輝く貴重な1本。

 

映像化に恵まれないスティーブンキング原作の中では1番好きかもしれません。

 

ちなみにコナミの人気ホラーゲームサイレントヒルは『ミスト』の原作小説『霧』から着想を得て製作されたそうです。

 

 

 

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スプラッターホラーは苦手なので全然見てません。(´;ω;`)

自分でも受け入れられる受け入れられないグロテスク表現の境界線が曖昧なので洋画ホラーはあまり見ないようにしています。多分内臓系や目ん玉グサグサとかはダメです……。

 

ちょっとベタなラインナップになってしまいましたが許してください!