ヤり逃げ男VSオヤジ狩り援交JKの抗争 遠藤憲一の変態演技は素晴らしい。
変態演技と言えば自分の中では冬彦さんの佐野史郎そして遠藤憲一。
この2人については前回の記事でそれぞれ取り上げたことがございますのでもしまだご覧になられていない方はどうぞ(笑)
佐野史郎は1992年に放送された『ずっとあなたが好きだった』というドラマに登場した冬彦さんのイメージが広く知られ、キワモノ俳優としての人気を不動のものにしましたが、それに対して遠藤憲一はキワモノというよりコワモテ俳優として昔から知られているかと思います。
↑冬彦さんです。
最近は親しみのある役も多く、おっさんブームも後押しして可愛らしいと女性ファンが急増しているらしいですが私は遠藤憲一の魅力は変態演技にこそあると考えています。俳優『遠藤憲一』の魅力を余すところなく多くの人に堪能してもらいたい……。そんな思いで本記事を執筆しております。
今回は遠藤憲一の魅力がギュウギュウに詰まった『援助交際撲滅運動』という作品を紹介させて頂きますが、本作はなんとU-NEXTで配信されているんです!!
U-NEXTでは31日間無料トライアルを行っていますのでまだお試しになられていない方はぜひ。
・キャスト
アヤ ‐ 遠野小春
クニ ‐ 遠藤憲一
芽映 ‐ 関保奈美
ナナ ‐ 真壁あやか
リョーキ ‐ 山口祥行
オギス ‐ 佐藤幹雄
オヤジ ‐ 森羅万象
SM店員 ‐ 諏訪太郎
・あらすじ
女子高生・アヤはテレクラで援助交際をネタに男を誘い出しては、彼氏であるリョーキにオヤジ狩りをさせて、金を稼ぎ出していた。
一方、テレクラに勤務するオギスとクニは、客と女子高生の電話でのやり取りを盗聴。
「援助交際撲滅運動」(エンボク)という善行という題目で女子高生に金も渡さずセックスする蛮行を働いていた。オギスはその行為に罪悪感を抱きながらも快楽となる。
一方、クニはSの性癖に目覚め、エンボクで出会った芽映を縛り上げた挙句に浣腸攻め。その模様を写真撮影し、拘束しながらホテルに置き去りにする。犯された芽映は実は処女であり、ショックのあまり自殺未遂を起こす。
芽映を可愛がっていたアヤは仲間に集合をかけ、「援助交際撲滅運動」を名乗る男たちへの復讐を誓う。
(wikipediaから引用)
個人的お気に入りシーン。
何故かオカマ風メイクをしている遠藤憲一が『バレンタイン』というテレクラ店でJKとオジサンの会話内容を盗聴しブツブツ呟きながら興奮するシーン。
ラブホテルに連れ込んだJKを縄で縛り上げながらテレクラ店員のオギスに電話を掛けプレイ内容を実況するシーン。
指でJKの処女を奪い、顔面に鮮血が掛かり興奮するシーン。
他にも狂気のお医者さんごっこシーンや銃で撃たれて内臓が飛び出るシーンに激しいピストン運動でエンケンのお尻がぷりぷり揺れるところが見れるのでとても貴重です。(ビジターQでも見れるので貴重じゃないかも)
明滅を繰り返すテレビ画面を舌で舐め回すシーンとか完全にイッちゃってますし。
遠藤憲一以外にもチ〇コに釘を打たれるオギスやパパ活していたオッサンが手に釘を打たれたりする過激なオヤジ狩りシーンも見どころの1つです。
テレクラが流行りコギャルブームだった当時は援助交際が問題視されていましたがそれは現代社会でも未成年の女性が身体を売ってお金を稼ぐという行為が『パパ活』という言葉に置き換わってまだまだ蔓延しています。
背中に入れ墨もあって顔が遠藤憲一のような変態オヤジばかりだったら確かに援助交際やパパ活は撲滅できるかもしれませんが、立派な犯罪ですので絶対に真似してはいけません。
今後恐らく絶対に見ることのできないであろう遠藤憲一の雄姿。
個人評価 7/10
『援助交際撲滅運動』は私好みの90年代ならではのスラップスティックなドタバタシュールギャグエロバイオレンス映画ですので評価は甘めになってしまいます。
内容が万人受けしないですし、自主制作映画のようなチープさがありますので時間の無駄だったという評価を下す方もいるかと思いますのでオススメはしません。
でもストーリーも予算もガバガバでもパワフルであればそれでええじゃないか!
しかしながらこんなお下劣で品のない酷い内容なのに爽やかなエンディングで良い話風に纏めているのが笑えます。
しかも駄作になりがちな続編はさらにパワーアップした遠藤憲一がカムバックしてますのでいずれ取り上げますね!
一部でカルト的な人気を誇っているのかシリーズモノになっているのも笑える(笑)